マルチクラウド災害復旧 — リージョンペアリング戦略
クロスプロバイダーリージョンペアを使用したマルチクラウド災害復旧戦略の設計。最適なフェイルオーバーのためのAWS、Azure、GCPリージョンペアリング。
Use Case Guide
詳細な説明
マルチクラウド災害復旧戦略
マルチクラウドDR戦略は、2つ以上のクラウドプロバイダーにわたってワークロードを実行することで、プロバイダーレベルの障害から保護します。適切なリージョンペアの選択は、フェイルオーバーレイテンシーの最小化とデータ整合性の維持に不可欠です。
推奨リージョンペア
| プライマリ(AWS) | DR(Azure) | DR(GCP) | レイテンシー |
|---|---|---|---|
us-east-1 |
eastus |
us-east1 |
< 5ms |
eu-west-1 |
northeurope |
europe-west1 |
< 10ms |
ap-northeast-1 |
japaneast |
asia-northeast1 |
< 5ms |
ap-southeast-1 |
southeastasia |
asia-southeast1 |
< 5ms |
ap-southeast-2 |
australiaeast |
australia-southeast1 |
< 10ms |
設計原則
- 地理的近接性: プライマリとDRリージョンは、クロスプロバイダーレイテンシーを最小化するために同じ都市圏内または100km以内にある必要があります。
- ネットワーク接続性: アッシュバーン、ダブリン、東京などの主要クラウドエクスチェンジポイントが直接クロスクラウド接続を提供します。
- データレプリケーション: データベースには非同期レプリケーションを使用し、クロスプロバイダーネットワークレイテンシーに基づくRPOターゲットを設定。
- DNSフェイルオーバー: プロバイダーに依存しないフェイルオーバールーティングのために外部DNSサービスを使用。
コスト考慮事項
マルチクラウドDRは通常、スタンバイ構成(ウォームスタンバイ vs パイロットライト)に応じて、プライマリワークロードコストの30-50%がかかります。
ユースケース
代替プロバイダーの同等リージョンにウォームスタンバイを維持することで、完全なクラウドプロバイダー障害に耐えるビジネス継続性計画の設計。