ERDで最初のエンティティを作成する

ER図で最初のエンティティ(テーブル)を作成する方法を学びます。エンティティの命名、データ型を持つカラムの定義、主キーの設定を解説します。

ERD Basics

詳細な説明

エンティティとは?

ERモデリングにおいて、エンティティはデータを保存したい現実世界のオブジェクトや概念を表します。リレーショナルデータベースの用語では、エンティティは直接テーブルにマッピングされます。各エンティティは名前と、そのプロパティを記述する属性(カラム)のセットを持ちます。

エンティティの構造

適切に定義されたエンティティには以下が含まれます:

コンポーネント 目的
エンティティ名 テーブルを識別 users
主キー 各行を一意に識別 id SERIAL
属性 エンティティに関するデータ name VARCHAR(255)
データ型 各カラムが保持するデータの種類を定義 INTTEXTBOOLEAN
制約 NOT NULL、UNIQUEなどのルール email VARCHAR(320) NOT NULL UNIQUE

ステップバイステップ:最初のエンティティの作成

  1. 明確な名前を選ぶ: snake_caseの複数形名詞を使用します(例:usersproductsorder_items)。名前はテーブルが何のコレクションを格納するかを説明するものにします。

  2. 主キーを定義: ほぼすべてのエンティティに主キーカラムが必要です。最も一般的なパターン:

    • id SERIAL — 自動増分整数(PostgreSQL)
    • id INT AUTO_INCREMENT — 自動増分整数(MySQL)
    • id UUID — ユニバーサルユニーク識別子
  3. 属性を追加: 保存する必要があるデータについて考えます。各属性はデータ型を持つカラムになります。まず必須カラムから始めて、後から追加します。

  4. 制約を設定: 必須カラムはNOT NULL、値が重複してはいけないカラムはUNIQUEとし、必要に応じてDEFAULT値を設定します。

例:シンプルなUsersエンティティ

CREATE TABLE users (
  id SERIAL PRIMARY KEY,
  username VARCHAR(255) NOT NULL UNIQUE,
  email VARCHAR(320) NOT NULL UNIQUE,
  is_active BOOLEAN NOT NULL DEFAULT true,
  created_at TIMESTAMP NOT NULL DEFAULT NOW()
);

ERDエディタでは、このエンティティはヘッダーにテーブル名、その下に各カラムがリスト表示されるカードとして表示されます。キータイプに応じて色分けされます:主キー(id)はゴールド、通常のカラムはデフォルトの色です。

ユースケース

新しいプロジェクトを始めてデータベースをゼロから設計する必要がある場合。最初のエンティティの作成(通常はusers、products、eventsなどの中心的なエンティティ)は、他のすべてのテーブルとリレーションシップが構築される基盤となります。

試してみる — ERD Editor

フルツールを開く