LGPL v3.0: ライブラリ向けコピーレフト
GNU Lesser General Public License v3.0(LGPL-3.0)を理解します。ライブラリにリンクするプログラムを制限せずにコピーレフトを望むライブラリ向けに設計されています。
Individual Licenses
詳細な説明
GNU Lesser General Public License v3.0
LGPL-3.0はソフトウェアライブラリ専用に設計されたコピーレフトライセンスです。プロプライエタリプログラムがライブラリにリンク(使用)することをコピーレフトの対象外としつつ、ライブラリ自体の変更は共有を要求します。
ライブラリ例外
GPLとの重要な違いは「リンク例外」です。プロプライエタリプログラムはLGPLライブラリに動的にリンクしてプロプライエタリのままでいられます。ただし、ライブラリ自体を変更した場合、その変更はLGPLでリリースする必要があります。
実践的な仕組み
- 未変更のライブラリを使用 — 自由にリンクでき、コードは任意のライセンスで可
- ライブラリを変更 — ライブラリへの変更はLGPLでなければならない
- ライブラリを配布 — ユーザーがライブラリを置き換えられる必要がある(例:動的リンク)
著名なプロジェクト
- GNU Cライブラリ(glibc)
- Qtフレームワーク(LGPL/商用デュアルライセンス)
- FFmpegライブラリ(ライブラリはLGPL、ツールはGPL)
ユースケース
ライブラリの変更を共有して欲しいが、プロプライエタリアプリケーションがコピーレフトの義務なしにライブラリを使用できるようにしたいソフトウェアライブラリのライセンス。