コード生成のコスト:関数単位、ファイル単位、PR 単位

1関数生成で約 $0.005、1ファイル生成で約 $0.05、複数ファイル PR 生成で $0.50〜$5。AI支援コーディングのコスト階層を解説。

Workload patterns

詳細な説明

コード生成コストの3階層

関数単位の生成(約50行)

典型的なコンテキスト:200行のファイルをコンテキストとして1関数(50行)を生成。

  • 入力:約 3,000 トークン(ファイル + システムプロンプト)を GPT-4o で
  • 出力:約 500 トークン(関数本体)
  • コスト:3K × $2.50/1M + 500 × $10/1M = $0.0125

開発者1人あたり1日100関数なら $1.25/日 — コーヒー1杯より安い。50人チームなら $62.50/日、月 $1,875 です。

ファイル単位の生成(約300行)

仕様から完全なファイルを生成、関連ファイルをコンテキストに:

  • 入力:約 10,000 トークン(関連ファイル3〜5個 + 仕様)を Claude Opus 4.7 で
  • 出力:約 3,000 トークン(新規ファイル)
  • コスト:10K × $15/1M + 3K × $75/1M = $0.375

3ファイルのリファクタ:約 $1.50。10ファイルに及ぶ複雑な機能:約 $5。

PR 単位の生成(複数ファイル + テスト)

本格的なエージェント製品はここに住みます。典型的な PR は:

  • 10〜30 ファイルを読んでコンテキストに:約 50,000 入力トークン
  • 計画・編集・テスト・リファインの複数 LLM ターン:約 5〜15 ターン
  • 生成コード + テスト + コミットメッセージ:約 10,000 出力トークン

キャッシュなし:50K × 10 ターン × $15/1M + 10K × $75/1M = $8.25/PR(Claude Opus)。 キャッシュあり(ファイルコンテキストの 80% ヒット想定):約 $2.00/PR に低下。

Claude Opus が支配的な理由

コーディングタスクは、Opus の品質プレミアムが GPT-4o との価格差を最も確実に正当化するワークロードです。リグレッション減、コンパイルエラー減、コードベース規約への忠実度が、人間によるクリーンアップ時間の削減につながります。

大量バックグラウンドタスク(自動フォーマット、Lint 修正、単純リファクタ)は GPT-4o mini や Claude Haiku 4.5 にダウングレードすれば、PR あたりコストは $0.10 を下回ります。

キャッシュは必須

コードエージェントは1タスク中に同じファイルを複数回読みます。キャッシュなしで10ターンのリファクタを走らせると請求は本当に痛い。Anthropic キャッシュの0.1倍読み込みで PR あたり $8 から $2 になるかどうかが決まります。

ユースケース

社内コーディングエージェントの導入予算を見積もるとき、コードタスクの種類ごとにモデルを選定するとき、開発者向け AI サブスクリプションのコストを正当化するときに使ってください。

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