Chmod 111の解説

chmod 111は全員に実行のみ。読み取りも書き込みも不可。ソースコード保護が必要なコンパイル済みバイナリに使用されます。

Permission

111

--x--x--x

chmod 111 filename

パーミッション解析

RoleRead (4)Write (2)Execute (1)Octal意味
Owner--x1execute
Group--x1execute
Others--x1execute

パーミッションの可視化

Read
Write
Execute
Owner
-
-
e
Group
-
-
e
Others
-
-
e

詳細な説明

パーミッション 111 は、全員に実行アクセスのみを付与し、読み取りと書き込みのパーミッションを拒否します。

8進数の内訳:

  • 1(所有者): execute (1) のみ
  • 1(グループ): execute (1) のみ
  • 1(その他): execute (1) のみ

シンボリック表記では --x--x--x となります。全員がファイルを実行できますが、読み取りも書き込みもできません。ディレクトリの場合、全員がディレクトリ内を移動できますが、内容の一覧表示やファイルの作成はできません。

コンパイル済みバイナリの場合、これは想定通りに機能します。カーネルはユーザーが cat で読んだりコピーしたりできなくても、バイナリを読み込み実行できます。スクリプト(シェル、Pythonなど)の場合、インタプリタがスクリプトファイルを読む必要があるため、うまく機能しません。ディレクトリの場合、execute のみは正確なパスでファイルにアクセスできますが、存在するファイルの一覧表示はできません(711 に似ていますが、所有者にも読み取りアクセスがありません)。

ユースケース

ユーザーがプログラムを実行できるがバイナリの読み取り、コピー、変更はできるべきではないコンパイル済みの独自バイナリに使用。移動のみ可能なディレクトリにも使用されます。

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